金利・利子率

資金の貸し借りにかかるコスト。中央銀行の政策金利が経済全体に影響を与える

金融政策中央銀行基礎用語

金利とは

**金利(利子率)**とは、資金を貸し借りする際に、元本に対して支払われる対価の割合(通常は年率で表示)です。

お金を「貸す側」にとっては報酬、「借りる側」にとってはコストとなります。

主要な金利の種類

種類説明
政策金利中央銀行が設定する基準金利。経済全体の金利水準に影響する
短期金利1年未満の資金調達コスト(例:無担保コール翌日物)
長期金利10年国債利回りが代表的。景気・インフレ期待を反映する
実質金利名目金利 − インフレ率。実際の購買力への影響を示す

金利と経済の関係

金利 ↑(利上げ)
  → 借入コスト増加 → 消費・投資減少 → 景気抑制 → インフレ鎮静
  → 預金・債券の魅力増加 → 株価に下押し圧力

金利 ↓(利下げ)
  → 借入コスト減少 → 消費・投資増加 → 景気刺激
  → 資産価格上昇 → 通貨安圧力

中央銀行の役割

各国の中央銀行は物価安定雇用最大化を目的に政策金利を設定します:

  • 🇺🇸 FRB(連邦準備制度):フェデラルファンド金利(FF金利)
  • 🇯🇵 日本銀行:無担保コール翌日物金利
  • 🇪🇺 ECB(欧州中央銀行):中銀預金金利

金利と為替の関係

金利平価説によれば、高金利国の通貨は将来的に減価するとされますが、短期的には高金利通貨が買われる傾向(キャリートレード)があります。

例:日米金利差が拡大 → ドルを買い円を売る動きが強まり → 円安ドル高

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