💥 歴史的な暴落・バブル
過去に市場を揺るがした暴落・バブルを、 それぞれ前後数年の期間に絞って個別にチャート化しました。 イベントごとに最も象徴的な指数(日経平均・S&P 500・NASDAQ など)を採用し、 高値からの最大下落率・下落にかかった期間・ 高値を回復するまでの時間を一目で比較できます。
🖤 ブラックマンデー
1987年10月 S&P 500前触れなく1日で株価が約2割吹き飛んだ、史上最大級の単日暴落。
- ▸ 1987年10月19日(月)、ダウ平均が1日で-22.6%、S&P 500も-20.5%下落。明確なきっかけとなる事件がないまま起きた点が特徴。
- ▸ ポートフォリオ・インシュアランス(下落時に機械的に売る運用)やプログラム売買が下げを増幅したとされる。
- ▸ 金融システム不安には波及せず、FRBの素早い流動性供給もあって株価は約2年で回復した。
🇯🇵 日本のバブル崩壊
1989年末〜 日経平均株価日経平均が史上最高値をつけた直後から崩れ、「失われた30年」の起点となった。
- ▸ 1989年12月29日、日経平均は終値38,915円の史上最高値を記録。株価も地価も実体から大きく乖離した資産バブルだった。
- ▸ 日銀の利上げ(公定歩合の引き上げ)と総量規制による不動産融資の抑制が、バブル収縮の引き金となった。
- ▸ 高値の更新には約34年かかり(2024年に更新)、長期停滞とデフレの起点として語られる。
💻 ITバブル崩壊
2000〜2002年 NASDAQ 総合指数「ドットコム」企業に殺到した資金が逆流し、ハイテク株が約8割下落した。
- ▸ 1995〜2000年にインターネット関連企業へ投資が集中。収益のない企業も株価が急騰する典型的なバブルだった。
- ▸ 2000年3月のピーク後に資金が逆流。NASDAQ総合は2002年10月の底まで約78%下落した。
- ▸ 急騰前の水準まで戻ったのは約15年後。実態を伴う一部企業(Amazon等)だけが生き残った。
🏦 リーマンショック
2008年 S&P 500サブプライム住宅ローンの焦げ付きが連鎖し、世界金融危機に発展した。
- ▸ 住宅バブルを支えたサブプライムローンと証券化商品が逆回転。2008年9月15日のリーマン・ブラザーズ破綻で危機が一気に表面化した。
- ▸ S&P 500は2007年10月の高値から2009年3月の底まで約57%下落。日経平均も同時期に6割超下げた。
- ▸ 各国の大規模な財政・金融緩和(量的緩和)で底入れし、その後の長期上昇相場につながった。
🦠 コロナショック
2020年2〜3月 S&P 500新型コロナの世界的拡大で、史上最速クラスのスピードで暴落した。
- ▸ 2020年2月下旬から急落。S&P 500は約1か月で3割超下げ、下落スピードは過去の暴落を上回る速さだった。
- ▸ FRBの緊急利下げ・無制限の量的緩和と、各国の大型財政出動が即座に発動された。
- ▸ 実体経済の停滞とは裏腹に、株価は約半年で高値を回復。金融緩和マネーが資産価格を押し上げた。
🔥 利上げ・インフレ調整
2022年 NASDAQ 10040年ぶりのインフレに対する急ピッチの利上げで、ハイテク株中心に調整した。
- ▸ コロナ後の金融緩和と供給制約で物価が高騰。FRBは2022年3月から急ピッチで利上げを開始した。
- ▸ 金利上昇は将来利益の割引で評価される成長株に逆風。NASDAQ 100は2021年末から約35%下落した。
- ▸ 暴落というより金利正常化に伴う調整。2023年にはAIブームを背景に回復へ向かった。
出典:
Yahoo Finance(日次終値)。高値・大底・下落率は表示期間内の終値ベースで算出。
チャートは各イベント前後の確定データを用いた静的なものです。投資判断は自己責任で行ってください。