主要資産クラス一覧 — 先進国株・新興国株・REIT・債券の特徴

投資で使われる主要な資産クラスの特徴・リスク・リターンの傾向を一覧で解説します。

資産クラス 株式 債券 REIT 新興国

資産クラスとは

資産クラスとは、似た特性を持つ投資対象のグループです。株式・債券・不動産(REIT)・コモディティなどがあり、それぞれリスク・リターン・他資産との相関関係が異なります。複数の資産クラスを組み合わせることで分散投資の効果が生まれます。


主要資産クラス一覧

株式

資産クラス特徴リスクリターン期待
先進国株式米国・欧州・日本の上場株。世界時価総額の大半を占める中〜高中〜高
米国株式S&P 500・ナスダックなど。過去数十年、世界最高水準のリターン中〜高
日本株式日経平均・TOPIX連動。円建て。為替リスクなし
新興国株式中国・インド・ブラジルなど。成長期待が高い反面、政治リスク・為替リスクも大高(不安定)

債券

資産クラス特徴リスクリターン期待
先進国債券(外国債券)米国債・欧州国債など。株式と逆相関しやすく、安定剤として使われる低〜中低〜中
外国債券(為替ヘッジあり)為替リスクを抑えた外国債券。ヘッジコストがかかる低(ヘッジコスト分目減り)
日本債券・個人向け国債円建て。元本保証ではないが安全性が高い

不動産(REIT)

資産クラス特徴リスクリターン期待
外国REIT(先進国)米国・欧州の不動産に間接投資。配当利回りが高め中〜高中〜高
日本REIT(J-REIT)国内不動産。J-REITは東証に上場。分配金利回りが高め

外貨為替ヘッジとは

外国資産を持つと為替リスク(円高になると円換算で目減りするリスク)が生じます。「為替ヘッジあり」の商品は、先物などを使って為替変動の影響を軽減しています。

  • メリット:円高局面でも資産価値が安定
  • デメリット:ヘッジコストがかかる(金利差が大きいほど高コスト)
  • 円安が続く局面:ヘッジありは相対的に不利になることが多い

資産クラスの相関関係(概略)

ペア一般的な相関
株式 ↔ 債券低い〜逆相関(リスクオフ時に株安・債券高)
株式 ↔ REITやや正相関(景気の影響を受けやすい)
先進国株式 ↔ 新興国株式中程度の正相関
株式 ↔ コモディティ(金)低い〜逆相関

どの資産クラスが上がるかは誰もわからない

過去のデータを見ると、毎年トップとボトムを入れ替えながら異なる資産クラスが好成績を記録しています。たとえばある年は新興国株式がトップでも、翌年は最下位になることが珍しくありません。これが分散投資の合理性の根拠です。

「何が上がるか誰にもわからないら、全部持つ」というのが世界標準の考え方です。


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