米国株 原油 中東情勢

3月第1週、原油高と中東緊張で米国株に売り圧力

3月第1週は中東情勢の緊迫化で原油が急騰し、インフレ懸念が米国株の重しとなりました。

概要

2026年3月第1週の市場は、中東情勢の急速な悪化を受けて、原油価格の上昇とインフレ再燃への警戒が一気に強まりました。米国株はハイテク株の底堅さに支えられる場面もありましたが、全体としてはリスク回避色が濃い週でした。

主な動き

  • 3月2日: 週明けは中東での軍事行動を受けて大きく揺れましたが、ハイテク株への押し目買いも入り、主要指数は下げをある程度吸収しました。
  • 3月3日: 原油高が長引くとの見方から、インフレと金利見通しへの不安が強まり、米国株は広く売られました。
  • 3月5日から6日: 原油市場ではホルムズ海峡をめぐる供給不安が意識され、株式市場でも景気と物価の両面から神経質な値動きが続きました。

何が重しになったのか

今回の下押し圧力の中心にあったのは、単なる地政学リスクではなく、エネルギー価格の上昇が再びインフレを押し上げるのではないかという懸念でした。原油高は企業コストと家計負担の両方に響くため、市場では「利下げが遠のく可能性」が改めて意識されました。

今後の注目点

来週以降の焦点は、原油価格が高止まりするのか、それとも外交進展で落ち着くのかです。エネルギー高が長引く場合、株だけでなく債券や為替も含めて、より広い範囲で値動きが荒くなる可能性があります。

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